よくあるご質問
Q4 公文書に翻訳を添付してホチキスで留めた場合、公印確認・アポスティーユを取得することはできますか。
A.できません。
公文書に翻訳文をホチキス等で添付した場合、その文書全体は「私文書」として扱われることになります。翻訳文自体は私人(翻訳者)が作成したものであるため、外務省ではそのままでは公印確認・アポスティーユの付与を受けることができません。
このような場合には、以下の手続きを踏む必要があります:
- 翻訳者が「この翻訳は原文を誠実に訳したものである」旨の宣言書(署名入り)を作成
- 翻訳文と公文書原本をその宣言書にホチキス等で一体化
- 上記一式を持参して、公証役場で公証人の認証を受ける
- その後、法務局で公証人の押印証明を取得
- 最終的に、外務省にてアポスティーユまたは公印確認を取得
このように、翻訳を添付した文書については、「公証役場を経由した手続き」が必要に
なりますので、事前に手順を確認し、正しく手続きを行うようご注意ください。
当センターでは、翻訳から認証取得まで一括サポートも行っております。ご不明な点
があれば、お気軽にご相談ください。